コラム|コーポレートベンチャーキャピタルという買手

中小企業を買収するのはどんな企業でしょうか。

「同業の中小企業」「異業ではあるが地元の中小企業」・・・などを想像する企業オーナーは多いです。

しかし、小さいな企業と小さな企業が一緒になっても、販売力、資金力の相乗効果は限定的です。

 

昨今、大企業が事業シナジーを期待できる新興企業や事業部門を買収、運用することが多くなりました。大企業と言えど、変貌する市場のなかで単独でのイノベーションや既存事業の成長が限定的になってきています。

コーポレートベンチャーキャピタル(Corporate Venture Capital 略称CVC)。

これまで、ベンチャーキャピタルといえば、ジャフコ、大和企業投資、SBIなど、上場などによるハイリターンを目指すファンドというイメージが強い存在でした。

しかし、今や前述通り、一般の大企業が投資するためのCVCを設立する(又は専門部門を立上げる)ことが多くなってきているのです。一定の資金予算や投資基準を設け、外部ソースとともにオープンイノベーションを育んでいこうという姿勢です。これにより、買収、或いは資本提携を受ける中小企業は、強固な資金力、開発力、販売力などを得ることが可能になり、相互に企業成長を期待できのです。

 

中小企業においては、自社の強みや弱みを整理したうえで、提携する大企業を選定していきましょう。