コラム|資本提携は一つの「手法」です

大企業も含め、企業が単独では生き残れない時代になりました。

・トヨタがシェアリング時代に向けてソフトバンクと提携

・国内生保が、人口減で成熟する国内市場を補完するため、次々と海外生保を買収

・シャープを再生したのは、アジアでの販売力のある台湾の鴻海

 

このように、外部の経営資源と連携していくことは「提携」と呼ばれます。

そのなかでも、業務提携と資本提携があります。

前者は、人材交流、共同仕入、販路共有など事業における「協同」を、

後者は、株式の持ち合い~取得、役員派遣、経営参画など示します。

 

M&Aは合併と買収という2つの意味がありますが、もし「買収」をイメージされているのであれば、広義の資本提携のうちの一つの手法になります。

 

ここで、大事なことは「買収」は一つの手法でありまして、「目的」ではありません。

 

変貌する外部環境に応じ、経営課題を解決する「手法」として「外部の経営資源との連携」があります。社内だけで解決できるのであればそれがベターでもなくベストでしょう。

・自社では立ち上げができない新規事業

・事業エリア拡大をスピーディーに行う

・企業風土の改革

など、「買収」がその企業にとって有益な手法であるときにM&Aが存在します。

 

他方、売却側にとっても、外部資本が参画し、経営支配(コントローラー)を移管することにより、更なる飛躍を期待できることもあります。これも経営課題を解決する一つの「手法」です。

 

私たちM&Aアドバイザーは、この経営課題を解決する一つの手法としてM&Aを提案しておりますが、常に「目的」を捉えた助言サービスを提供することを心がけております。