コラム|無形資産の有無とその価値

資産、負債、売上、営業利益・・・「会計」とは、、、

モノ(物質)を縦、横、奥行き、質量、固さ、固さ、温度など、多面的に測量するように、

企業がもつ年末の資産や負債、1年間の売上や営業利益をお金という数字で換算して表示することです。

 

本日の経済主要紙にもありますが、トヨタ自動車も国際会計基準(IFRS)を適用し、四半期決算で初めて「無形資産」を設けました。

日本の上場企業は、日本基準、米国基準、国際基準のいずれかを適用しておりますが、事業の国際化、株主の国際化も経て、国際会計基準(IFRS)を適用する企業が大企業を中心に増えており、時価総額ベースでは4割に達しています。これに伴い、トヨタ自動車のように「無形資産」の開示が「積極的」に展開されています。

 

一方で、中小企業は税務申告のための決算書づくりになっていますので、基本的に損金に計上できないものが、「消極的」に「無形資産」などの資産に計上されています。

 

中小企業のM&Aにおいて・・・

・売却側は、企業ブランド、有能な人材、事業ノウハウ など、貸借対照表に計上されていない事項を積極的にPRし、

・買収側も、対象企業の無形資産の強みを、既存事業のシナジーとしてどう活かしていくのかという戦略を持つ

という視点でM&Aを進めていくことが必要でしょう。